蓼科は美しい自然と湖、豊かな温泉に恵まれた高原リゾートです。湧き出る温泉は江戸時代から知られ、明治期には保養地として注目され、戦後は首都圏の避暑地として発展。優れた自然景観や爽やかで涼しい気候は多くの人たちに愛されてきました。しかし、1990 年代後半以降、観光客数は減少に転じ、蓼科の観光産業は低迷を続けています。
低迷の背景には、人口減少、観光産業従事者の高齢化、ネット社会の進展、観光ニーズの多様化などさまざまな要因が考えられますが、私たちは、蓼科高原の再生に向けて未
来を切り開く新たな投資と事業展開に乗り出すことを決意しました。
私たちは自然、環境、癒し、健康、安らぎなど従来の蓼科固有の財産を大切にしながら、アクティブ、体験という新たな要素を再生コンセプトに加えて、まずは、蓼科の玄関口
である蓼科湖畔地域を人が集う場として再生し、蓼科全域の活性化へとつなげてまいります。